第18回 SV勉強会

2026年03月17日

以下の通り、第18回のSV勉強会(Zoom)が開催されました。「産業領域のSV」に関してふだんの活動で気になることをシェアし、それについて相談し話し合う、という内容で行われました。

■ 日時:2026年3月15日(日)10:00-12:05

■ 参加者:全10名
2019年度修了者:2名
2020年度修了者:2名
2022年度修了者:1名
2024年度修了者:3名

■ スケジュール
10:00-10:30 チェックイン
10:30-12:00 3つのテーマに関する議論
12:00-12:05 まとめ&次回の案内など

■実施記録
以下の通り、第18回の勉強会が開催されました。産業領域の取り組みで気になる3つのテーマ(①最近のDBT分野の動向、②COとCLの連絡のしかた、③ハラッサー対応時のプロセスや留意点)について相談し話し合いました。
①について、まず、シェアの進行者からCBTの動向について情報収集した内容が紹介されました。CBT分野でもAI、VRが活用されていることに驚きながらも、紹介情報に触発され、参加者から職場での取り組み、問題意識が語られました。また、復職支援のプロセスでCBTを取り入れていくことの難しさがある現状とその際の工夫のやりようも共有しました。さまざまな心理学的アプローチがあり、論の中心に違いがあっても、それを取り入れる心理職自身の学び、習得した技術など、研鑽があり、人間性を磨いていくことがベースにあるということも再認識しました。
②は、ICT技術の進展や利用者さん(CL)のニーズに私たちがどう対応していくかという難しいテーマでした。これまではメールや電話が連絡ツールの主体でしたが、チャットアプリが充実するなかで、即時性や連絡の簡略さも求められる現状にどう応えるかという問題意識が話し合われました。一方で、COのメンタルヘルスや日常生活を守ることも重要です。チャットアプリ、チャットツールの使用が将来のトレンドになる可能性を念頭に体制整備を検討していく必要性を感じました。
③は、ハラスメント事案の加害者とされた方へのケアを行う場合に、心理職によるアセスメントを含む対応を始める前に、医師による鑑別を入れるべきかどうかという問いでした。別の専門職から、場合によっては、(若年性)認知症などの疾病が背景にある可能性もあり、その鑑別がなされなければ対応する心理職を危険にさらすリスクがあるのではないかという指摘を受け、今回のシェアで問題提起してくださいました。多職種の視点を取り入れながら、契約企業・所属先のニーズに柔軟に応えていくためのやりようを模索し、また、関係者間での調整をしていく必要性と難しさを共有しました。引き続き検討したいテーマです。

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