第19回 リフレクティブSV勉強会
以下の通り、第19回リフレクティブSV勉強会が開催されました。
■ 日時:2026年5月17日(日)10:00-12:00
■ 参加者:全7名
■ スケジュール
10:00-10:25 チェックイン(近況など)
10:25-11:45 リフレクティブSV
11:45-12:00 事務連絡および次回の案内など
■実施記録
以下の通り、リフレクティブ・スーパービジョン(SV)が実施されました。
SVeeが取り上げた事例は、メンタルヘルス不調を来した社会人学生に対する支援についてでした。まず相談者である学生Bさんの不調の様子が示され、それがBさんの学業や仕事、家庭に影響を及ぼしている状況について共有がなされました。
背景として、仕事の多忙さによるうつ状態に加えて、ADHDやASDの疑いなども抱えている現状が報告され、一方で調子を合わせるなど、対面でのコミュニケーション力が高い点なども示されました。相談者は、学業よりも仕事に追われる状況、加えて休養・回復のための時間を取りにくい状況もあり、支援においてどこに焦点を当てて関わるかの難しさがありました。
SVでは、不調の回復を優先しつつ、学業と仕事の両立など、支援の方向性を明確にすることの重要性が話題となりました。SVの後、リフレクティングチームによるリフレクションが行われ、SVorのフワッとした間合いに安心感が感じられたこと、また、支援関係をいかに進め、指導教員など他の関係者をどう巻き込んでいくかといった観点の重要性についても意見が出されました。
続きのSVでは、SVee自身の役割や機能が話題となり、あくまで学生としての立場を支援することの重要性が確認されました。また、SVeeがこのケースを取り上げようと思った理由といったSVeeの課題感、加えて相談者のニーズにも焦点を当てていく流れで、SVで展開されました。
全体のフィードバックでは、職場や組織内における心理的サポートのあり方について検討がされました。相談において、受け付ける話題は広く設定すること、ただし相談業務における限界(職務範囲を超える対応など)は踏まえておくことなど、重要なポイントが整理されました。職場で心理職がどのように役割を果たしていくべきか、多職種連携の視点も取り入れた実践の必要性も話し合われ、所属職場のミッション、自らの役割と機能、顧客ニーズに柔軟に応えていくことの重要性が確認されました。
